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神話とは人の神格化 の過程を経る。彼が神と崇め 奉られる瞬間いつも背徳 |
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| 神話学 投稿 履歴 | |
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| L’Homme nu裸の男に読む構造神話学と哲学修辞 レヴィストロース人類学は神話学の調査神話の挿話、登場物などを客体と見ておらず、主体とする。彼の構造主義人類学が先住民の思考、信仰、規則を主体と見ると同列、そうした思考での主体である。神話には人の思想が宿る。語り口に取り憑く族民の思考、これをして構造神話学の原点とする。同じ例を挙げる、親族とは族民思想の具現です。親族と親族外の範囲、婚姻できる親族の範囲、できない親族。婚姻できない親族は系統で、婚姻できる親族と同盟関係を築く。社会基盤をこのようにして形成する。人の智慧が親族の思想です。 |
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| レヴィストロース 神話学Mythologiques 全4巻紹介 総論 生と調理、蜜から灰へ、食事作法の起源、裸の男―全4巻を統一する思想、訴えかけを論じている。Youtube投稿の原稿に用いる(2023年10月第3週に投稿する予定) Youtube動画リンク https://youtu.be/a6FO78_PNnM |
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| 神話学全4巻 生と調理、蜜から灰へ、食事作法の起源、裸の男 |
レヴィストロース 神話学Mythologiques 第一巻 神話学全4巻と収録800の神話に捧げる交響詩ÀLaMusique(シャブリエ曲プラソン指揮ヘンドリクス・ソプラノ) 神話学「生と調理」(Mythologique Le Cru et le Cuit) 1 Ouverutre 序曲 精神の基準を調べるままに進めていくと、我々の問題点はカント主義にたどり着く。もちろん道のりは異なるし、カントに同じ結論にたどり着かない。民族学者は、哲学者(カント)と異なり、省察の原則として彼自身の思想の実証条件を採り込む事などは 神話学 生と調理(Le cru et le cuit)2 本文 1ボロロ族の歌 父は金剛インコAraraの巣あらしを命じた。子は雛の代わりに飛礫を父に投げた。はしごを父に外され、絶壁に取り残された。トカゲを補食し飢えをしのぐ。余ったトカゲを紐で身体にくくると腐敗し、悪臭で気を失った。 |
バイトゴゴが取り残された と伝わる絶壁。 写真は本書から |
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生と調理(Le cru et le cuit) 3 本文2 ジェ語族の変奏曲 人として描写されるジャガー妻は文化への抵抗を貫く。結局、ヒーローに射たれ死ぬ。文化に向かう道筋の狭間に抗い、自然に滞留しようとする決意をジャガー妻が歌う変奏曲でした 生と調理(Le cru et le cuit) 4 本文 3 作法のソナタ 彼は息子をキャンプ地に向かわせ、幾羽かのウズラとその日しとめた野ブタ全頭との交換を申し立てさせた。彼ら(カルサカイベの義弟)は納得しない。兄の手口に不満を持つ叔母はウズラの対価にはこれだ!「羽片とブタ皮」 生と調理(Le cru et le cuit) タバコの起源 Youtube 特別投稿 (Youtube縮尺ムービー:画角ピクセルを縮尺、長さはYoutube投稿版のフルレンス8分です) |
南米先住民は野ブタが大好き |
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![]() 自然と文化の出会いは偶然それとも仕組まれたクリック拡大 |
レヴィストロース 神話学Mythologiques 第二巻 神話学5 蜜から灰へDu miel aux cendres 1 序 蜜もタバコも摂食する物質である。しかしそのいずれも本来の意味での調理からは外れる。蜜は人の手(熱加工)を介さず食できる、ミツバチが食できるまでに加工する。一方、タバコの消費の普通のやり方は Youtubeリンク https://youtu.be/rdtwO5OMf_s 神話学6 第2巻蜜から灰へ 2 蜂蜜狂いの娘 疑い深めたキツツキはシロアリに « Plein de soupçons, Pic prie une fourmi de mordre sa soi-disant femme à la jambe »「あなたの妻よ」と自称する女らしきの足を噛みついてくれと頼んだ。 « Renard pousse un hurlement peu féminin qui le fait reconnaitre » あげたキツネの悲鳴は少しも女らしく 神話学6 蜜から灰へ 2 蜂蜜狂いの娘 第2部 3 カエルの饗宴(le festin de la grenouille) 蜂の巣の代わりに輝くばかりの女が現れた。「私の名はMaba(=蜜)、あなた、私を呼んだのでしょう」と恥ずかしげに語る。恥ずかしさには理由がある、なぜってMabaは全裸 Youtubeリンク https://youtu.be/evFdyt8hzIs (11月26日) 特別投稿 カエル伝授の弓術と先住民狩りの倫理 Adabaの教え 枕元に見知らぬ若者。手には狩り獲ったばかりの野ブタ、床に優しく置くと(お前にあげる)若者は添い寝を願った。娘の返答は「いいわ」。若者の冷たい胸肌が二の腕に触れ、何故か心地よかった 神話学7 蜜から灰へ 3折れた矢誰なの?と戸の内から、Wau-uta (メスカエル、自然の女王)である。私たちを助けて、二人の姉妹よ。Wau-utaは断る。母がHaburiの耳をつねった、泣かせるためである。子の鳴き声にWau-utaが反応した。「子は女の子、それとも男」 神話学8 蜜から灰へ4 Haburiの冒険 Youtube動画リンク https://youtu.be/LVWoqvGv_1U (2023年12月15日) 神話学9 蜜から灰へ5 まとめ (蜜から灰への最終) Youtubeリンク https://youtu.be/LVWoqvGv_1U (2023年12月24日) |
![]() 文化の2重三角形 クリック オオアリクイ ![]() ルソーが告白録を刊行するには18世紀末まで待たねばならない(死後の出版) ![]() 文化とは畢竟、焼肉を食って蜜酒を浴びるほど呑むのだクリック拡大(Maba夫) |
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![]() 食事作法の起源 1968年出版 |
レヴィストロース « Mythologique » 神話学第三巻 食事作法の起源L’Origine des manière de table1 モンマネキの失敗 奇怪な婚姻5例が語られる木立ちに立ちすくむは妙齢婦人、際だつその麗しさも水にしたたるかの構えでモンマネキに向かう。恨みがましく「身ごもるこの子の父はお前だ モンマネキ神話のYoutube 投稿 動画リンクアドレス https://youtu.be/sKzRoOCc0xs 食事作法の起源L’Origine des manière de table 2 麗しのアサワコ アサワコは二人をおおらかに受け入れた。叔父に「野に出ますのよ、甥ごさんをお借りしてよろしいでしょうか」と頼んだ。森に入ってアサワコは「 ちょっとした食べる物を見つけてくるから 食事作法の起源L’Origine des manière de table3 周期性の確立 目は星に変わる。この首は月となる。そしてお前らの妻、娘が血を垂らす。なぜそそうなってしまうのかの問いに首は「何の役にも立たないから」と答えた。 Youtubeリンク https://youtu.be/DcxV2zxhlFE |
カヌーで川下り、舳先でバランスをとる月の神、艫で漕ぐ太陽神(メキシコTikal族の墓地出土。本書の挿絵) ![]() 転がる首神話のグローバリズム (クリック拡大) |
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![]() 数詞の特異点 クリック拡大 |
食事作法の起源L’origine des manières de table 4 北米部族 ヤマアラシ紹介 主たる先住民とかつての居住域など 食事作法の起源L’origine des manières de table5 月の嫁 北アメリカ神話 月は牧歌的状景に息を呑むも、すぐにある娘に目をとめた。二人連れの一人、枯れ枝集めに川縁を歩いていた。あまりも美しい、見つめる間もなくヤマアラシに変身した。娘がヤマアラシを見留めた 神話学食事作法の起源 娘とカエルの食べ比べ 「ニバン~サ~ン」アラパホ娘の番だ。給された乾燥肝臓を手にとって全塊を掴んで大口に一気に入れ、「さあ、やるからね~」。前歯に挟んで奥歯が噛みつく。ポリポリ |
![]() カナダヤマアラシ ![]() 月の嫁神話のYoutube 資料 クリックでPDFに |
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![]() 数え方PDF クリック |
番外投稿 数え方の特異点 (食事作法の起源から)チュウ以下を序列から切り離したら意味をなさない。三姉妹をタコ姉妹とは言わない 番外投稿 新大陸神話北上の1 類似と相違の規則性 対称性は両の神話群のあらゆる要素に広がる。かくして、父の配偶者との近親姦、これがM1神話の出発点となり、それが反転して息子の配偶との姦淫。一方では直接の復讐、片方は計算づく 番外投稿 新大陸神話北上の2 伝播の規則は複雑化 両北米神話は南米よりも複雑、筋も長いなどの特徴... 番外投稿 新大陸神話北上の3 レヴィストロースのつぶやきなぜこのような個人的言説を認めたかを推測すると、やはり北上説は「荒唐無稽な推測」との反応が寄せられ、それらへの反論代わりかと思います。つぶやきながらも高等な修辞を(頭捻ったあげく)2点発見し、さすが哲学者として畏れ入りました(Youtube説明文)。 Youtube動画リンク(FHDサイズ) https://youtu.be/7JFTWvpOGFE |
![]() 神話北上2複雑化のYoutubeサムネイル ![]() 北上3の結語スライドクリック拡大 |
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![]() 歴史神話学の観点からイシス神話を分析したDemetracoloupou 下図は伝播の同心円 ![]() |
Mythologiques 神話学L'Homme Nu 裸の男 Le Geste de Isis イシスの冒険 1 イシス神話の紹介 英雄イシスの誕生までに、いくつかの近親婚が語られます。近親婚は必ず破滅、殺戮が待ち構えており、その果にイシスが生まれ(一旦は)死んで再生して後世界を創造します。最終には人世界を離れ孤立する。1回では本巻の基準となるイシス神話を紹介します。 Youtube動画リンク(FHDサイズ)https://youtu.be/3mfMMYr2FPY 神話学第4巻裸の男2 歴史神話学批判 歴史神話学はアーネル(フィンランド)の創始、トンプソン(アメリカ)の協力により20世紀初頭に興隆した。その理論は物語の要素(登場者、情景など)分解し、それらを数値化(出場頻度)して神話の原型を探り、ひいては伝播経路を遡るを目的としている。この手法を北米神話の解析に用いたDemetracopoulou(アメリカ人類学者)の「同心円」も引用している。一方でこの進め方は、神話とその要素の客体化です。レヴィストロースが批判する趣旨は「神話を簡略化しすぎている。神話の実質を捕えきれない」となります。 Youtube動画リンク(FHDサイズ) https://youtu.be/fyzi5pPmeXg 神話学第4巻裸の男3 歴史神話学批判から読むレヴィストロース神話学 歴史神話学批判を通してレヴィストロース神話学を解析します。「神話要素は客体」とする歴史神話学に対し、主体とするレヴィストロース神話学の特筆は、神話は思考を持ち伝播発展する。その原動力は「共通分母」と教えてくれる。 (2024年6月25日) Youtube動画リンクhttps://youtu.be/hg9tgW9nDdQ 神話学第4巻「裸の男」4 レヴィストロース歴史神話学2基準神話を構造主義観点から解析歴史神話学の批判ではレヴィストロースは神話要素は主体性を持つとし、1)その運動(伝播活動)においては各要素が「動機付けられ」る展開を見せる 2)共通する思考(共通分母とする)を有するとしている。部族民はこの主張をM1ボロロ族伝承の火と水の起源神話(バイトゴゴの冒険)、北米神話M538
Klamath族伝承のイシスの冒険神話の比較に応用した(2024年7月2日)。 神話学第4巻「裸の男」5反文化の象徴アビ(水鳥)、殺害の後に文化の形成アビは「夜中に奇怪な声を張り上げる」「首筋の奇妙な紋様」などで(北米先住民に)反文化の象徴とされます。彼女は姉弟婚(たわけ)にはまり、村落に火を放ち、焼け死んだ姉弟遺骸から心臓を取り出し、首飾りに仕上げます。結局は兄弟双子(北米神話での二重神)に殺害されます。 アビの死を通して婚姻の手続き(婿の役務、Prestation)が取りまとめられ、系統対同盟の対立が、しきたり、取り決め、制度の確率で解消される文化発展を語ります(2024年7月9日)。
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![]() レヴィストロースが批判するDemetracopoulouの同心円、事象の数値化 HommeNuIsis4.pdf へのリンクYoutube動画のサムネイル ![]() ![]() PDFの一スライド 肉付け内容クリックでPDFに |
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| 裸の男の最終楽節フィナーレから (レヴィストロースは前作食事作法の起源でも北上説を展開しています。上の段にリンク) 「新大陸神話の北上」 補遺 Dyaiはオッポサムと文脈から伺える。スカンクと同列で狡猾で「臭い」が属性。すると南北の両神話は筋立てが共通するのみならず、登場者の性格(propriétés)においても対象的 レヴィストロースのピアジェ批判心理発達はマヤカシ ;そうした仕組みを鑑みると真(authentique)の構造主義(レヴィストロースが主張)とは、それらと別個のものと言える。それらとは、個が心理のうちに持つ形体(œuvre individuelle)を、それが集合的であるにしても(ユング)、個別でも(ピアジェ)、精神の「構造体モノ」として、誤謬によって「起源genèse」に結びつける精神分析とその一派(ピアジェら)である。 |
Piaget |
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無が人を選ぶ クリック |
人は選ばない、無が人を選ぶ(裸の男の最終ページから)今の無が過去の有を証明する。有か無を人が選ぶ宇宙は無い。無が人を選ぶ。沙翁の問いかけにレヴィストロースが回答した瞬間です |
「宇宙は人無しで始まった、彼無しで終わる」と対をなす悲しき熱帯の最終章495頁 Lemonde a commence sans homme, et il s'achevera sans lui. |
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